2017/10/31

2017年 LV旅行 6日目(最終日)

この旅行もいよいよ最終日。
はっきり言って、朝早く起きて飛行機に乗って家に帰るだけ。なのだが、この日のハイライトは2つ。
まず1つ目はホテルからUberを使用して空港へ向かうこと。2つ目はサンフランシスコでの乗り換えが45分しかないこと。

_DSC6531

まずは9時12分発のラスベガス発サンフランシスコ行きの飛行機に乗るため、7時頃ホテルをチェックアウトする。タイミングを見計らって予約していたUBERに乗るため、ライドシェア乗り場へ向かう。事前に場所を確認しておかなかったので少し迷ったが、乗り場はホテルのメインエントランスを出て右に向かうと緩やかな左カーブの道に出る。
カーブの道を歩き出してすぐ右手側に駐車場ビルに向かう歩行者用通路があるのでビルに入り、一階下がった所がライドシェアエリア。

bellagiorideshare
この赤い線の通り進んで建物に入って行くと乗り場がある

そして、おそらくドライバーさんが先に着いたのにも関わらず僕らが居ないからか電話がかかってきたのだが、UBERのプロフィールで漢字の名前を入れていたのでドライバーさんが読めずにちょっと困ってしまっていた。もちろんその後すぐに名前を変更したのだが、海外でUBERを使うのならその国の言語のプロフィール名にしておいた方がトラブルが減らせる(まあ当たり前の話ですね)。


IMG_5959

空港に向かう車はホンダのオデッセイ。ドライバーは気さくな方で色々と喋ってくれて会話も弾んだのだが、正直そんなに英語が得意ではないので静かに連れて行ってくれた方が嬉しかった(^^;)
朝のラスベガス市内を走り抜け、空港まではわずか15分で到着。車を降りてすぐの建物外にカーブサイドチェックインという、基本有料らしいサービスのカウンターもあったが素直に建物内のチェックインカウンターへ向かう。


IMG_5961

ここでも自動チェックイン機でチェックインを行い、出された荷物タグを付けて有人カウンターで荷物を預ける。保安検査、出発ゲートへの移動もスムーズに済んだ。
時間が余ってしまったので、この旅初めてのスロットをちょっとやったり休んだりして時間を潰す。のだが、出発時刻になっても人が集まらず、あれ?と思い、搭乗券を見たらゲートを2つ間違えていた。
今回は余裕を持ってきちんと搭乗出来たが、アナウンスで呼ばれたり、最悪搭乗出来なかったりするので、旅の最後は疲れと安堵感などでゲートを間違えてしまいやすいので、特に気をつけないといけないですね。ってそんな事やるのは僕だけかもしれませんが…そんなこんなでサンフランシスコへ向かう。


IMG_9490 (1)

途中ヨセミテのようにも見えたヨセミテ国立公園の南上空を通ったりして少し早めに着陸。なのだが、結局ゲートに他の飛行機がいるとかで待機させられ、ほぼ定刻通りにゲートに到着。
ここからは急いで成田行きの飛行機に乗り換える。これについては事前にいろんな方のブログや 空港HPを見て予習していた通り、壁に沿って右に進んでいくだけで国際線が発着するゲートへ到着する。


map-landing
このイラストだと黄色の一番左のターミナル3のFのあたりに到着し、右に右にと進んで緑色の国際線Gの先端のゲートから出発した

今回は大体10分ほどで到着。きちんとゲートも確認し、機内へ搭乗。あとは乗っているだけで帰国。だったのだが、今回は日米間路線にしては珍しく機内が寒く、国内線の極寒対策で厚着をしていたのにもかかわらずブランケットを借りて何とかしのげた。
さらに機内食もハードだった。もともと後方の座席を取っていた為か、僕らの所へ機内食が回ってきたときにはパスタしか残っておらず、ふやけた麺になんだかエキゾチックとしか言いようのない味のパスタだった。まずい機内食が逆に楽しみになっている僕などはいいが、妻や周りの学生さんは残してしまっていたので、やっぱり世間的に見れば評価の下がる機内食だったと思う。
そんな不満点はあったものの、映画を見たり寝たりして、約10時間で成田空港に到着。入国審査・税関と進み、蒸し暑い我が家へと無事に帰宅した。


にほんブログ村 旅行ブログ 夫婦旅行へ
にほんブログ村

  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
Posted by butsuyokumamire at 21:00Comments(0)

2017/10/29

2017年 LV旅行 5日目


旅行も5日目を迎え終盤となった。
今日は朝のグランドキャニオントレイルを散策してからルート66の町・セリグマンに立ち寄り、ラスベガスへ戻る。
朝のトレイルは早く起きたら絶景と言われているサウスカイバブトレイルへ向かい、日の出を鑑賞する。寝坊したらブライトエンジェルトレイルを散策。という2パターンを考えていたが、残念ながら最初に起きた段階で日の出となる6時だったので、バスに乗ってトレイル入り口まで向かう必要がある上に、眺めの良いポイントまでの往復を考えると2~3時間かかってしまうサウスカイバブトレイルは無理となったので二度寝に入った。

_DSC6447
 

結局8時ごろロッジを出発しブライトエンジェルロッジ付近の駐車場へ駐車(無料)。8時半ごろトレイル散策をスタート。
_DSC6439
グランドキャニオンでよく見かけるリス。もちろん餌やり厳禁

_DSC6399

IMG_9449

IMG_9450

IMG_9451

早めにラスベガスへ戻りたいという考えもあったので20分ほどトレイルを下り、 トレイルが一番西側にせり出したところで朝食をとってスタート地点へと戻った。

この時間のトレイルは、もっと下まで行くような人たちは既に出発した後で、またラスベガスから来る人たちは到着前という状況だったみたい。さらに渓谷の一番下にあるファントムランチへ人や荷物を運ぶラバの行列にも遭遇せず空いていて快適に歩けた。

_DSC6440

上に戻った後はお土産屋に立ち寄り、セリグマンへ向けて出発。
グランドキャニオン公園の料金所からインターステートI-40まで約1時間。 そこから西に進み、セリグマンの町の一つ手前となる39番出口でインターステートを下りる。そこからはルート66の旧道を楽しむ。
のだが、そんな人は少ないのか約30kmの道中で、同じ方向に進んでいた車は地元の方だったらしく途中で脇道へ入ってしまい、すれ違ったのはトラック2台。合計3台だけだった。

IMG_5908

道も田舎の道路といった雰囲気で適度なアップダウンはあるがとりたてて観光名所といえるような雰囲気ではなかったので、よほど思い入れがなければルート66途中途中の町を楽しむのが一番かもしれない。
そんな感じの道を20分ほど進むとセリグマンの町へ着く。

_DSC6451

_DSC6449

_DSC6463

ほんの少し町中を見て再びインターステートに戻り西へ進む。

キングマンという街でインターステートを下り、給油したあと93号線でラスベガスへ向かう。

IMG_9459

この93号線は50km程度も続く直線やそれに近い長さの直線が緩やかなカーブで繋がり、荒野の中を進んでいくというとても好きな場所。
そんな中を走り抜けると辺りは赤系の土で出来た山岳地帯に入るが、まるで火星を走っている雰囲気になる。しばらくするとフーバーダムの脇を通るのだが、昔は立派な高架もなく山道を下ってフーバーダムの上を通り、また山道を上がっていくので多少時間がかかったが、今はあっという間に通り過ぎてしまうので少し寂しい気もする(もちろん時間があればフーバーダム経由の道も通行できる)。

セリグマンから3時間弱でラスベガス市内へ到着。予定通り進んだのでお土産を買いにマッカラン空港の左下、ストリップの南にあるホールフーズマーケットに立ち寄り、最後の給油を済ませてフラミンゴホテルへ車を返した。

IMG_5918
 

今回3日間で走った距離は1,054マイル(1,696km)、平均燃費は29.7MPG(12.6km/L)だった。今回は気温が40度以上になったり、モニュメントバレーやセドナに向かう途中で未舗装区間を走ったり、ある程度スピードを出したりしたが、水温計も一度も高温にならずパンクもしなかったり、一切トラブルが出なかったのは有難かった。結果論でトラブルが無くて良かったというのはよくあるが、やはりトヨタ製だと乗り出す前から安心感があったので、運転する楽しさは今ひとつだとしてもこのような旅の相棒としては心強かった。

そんな3日間を共にしたカムリをもともとあった駐車スペースに戻し、カギを受付に返しに行く。

IMG_5920

Hertzのカウンターに向かうと誰もいなく電気は消されたまま。これが借り出す時に言っていたキーをこの箱の中に入れておけという事だなと思い、言われた通りキードロップして立ち去った。
トラブルに巻き込まれる可能性が高い運転を終えた後は心軽やかに旅の最後のハイライト、ベラッジオホテルへチェックイン。

_DSC6493

_DSC6489
訪れた時期のベラッジオのテーマはイタリア・カプリ島だった

もともとSalonというグレードの部屋を予約しておいたが、この部屋はストリップ側の噴水が見える場所と見えない場所があるようなので、チェックイン時に念のため要望を伝えてみたところ、やはり(?)もともと確保されていた部屋は噴水が見えない部屋。しかし、たった一泊しかしない僕らを不憫に思ってくれたのか、噴水が見える部屋に割り当ててくれた。この時70ドルとかを払えば倍ぐらい広い部屋とかに変えられると言われたが、この日も多分寝るだけになってしまうので追加料金は払いたくなかったので、同じグレードで良い眺めの部屋に変えてもらえたのは嬉しかった。
ニューヨークのプラザホテルといったホテルでの勤務経験がある奥谷啓介さんのコラムの中に、 アップグレードを狙うゲスト という記事があるが、今回のようなリクエストをして叶ったときもチップを支払った方がいいのかどうか。結局支払うタイミングを逸したままチェックインが終わってしまったのだが未だに気になっているので、詳しい方にコメントで教えてもらえると非常にうれしいです。

受付を済ませた後は指定された通りの道順で部屋へ向かう。廊下を突き当たった先に今夜停まる部屋があるのだが、部屋に入ってみるとこんな感じの、僕らにとっては十分広く、そして眺めの良い空間だった。

IMG_9475

IMG_5925
 
IMG_5924
 
IMG_9478

IMG_5926
 
IMG_5927
 
IMG_5928
 
IMG_59292

 
IMG_9473

IMG_5930
 

少し休憩をした後、Oシアターでチケットの交換やリンクプロモナードでお買い物などを行い、ミラージュホテル向かいにあるデニーズで夕食をとった。

IMG_9480

IMG_9481
リンクプロモナードにあるSprinklesのカップケーキ

IMG_5936


IMG_5940

IMG_5948
この日は砂嵐警報が出るような天気で、噴火ショーも大迫力

_DSC6496

ここのデニーズは窓側であれば席から噴火ショーが見られるのだが、やはり音楽と炎の熱を感じないと臨場感に欠けた。そして部屋に戻って身支度を整え、旅の最後になるシルクドソレイユOショーを見に行く。

久しぶりに入るOは、kaを見た後だと観客席がコンパクトに感じられる。そして今回座る席は1階の前から8列目となるH席。幻想的な演出や同時にいくつもの動きが出てくる情報過多感にどっぷり浸かり、あっという間の1時間半だった。
ちなみに、記憶が確かなら昔はホール中央上からぶら下がる演目があったと思ったが今回は無くなっていた(ショー開始時に少し演出があっただけ)。もしかしたら前方席からだと首を捻って見なければいけないので無くなってしまったのかもしれない。

IMG_9486
 

Oを見終えた後はパリスのホテル内を楽しんだり、マクドナルドでバーガーを食べたりしてホテルへと戻った。

_DSC6521

_DSC6500

そんな訳でせっかくの部屋もしっかり楽しめてはいないが、何よりもうれしかったのはシャワールームとバスタブ。しっかりとした水圧のシャワーがあるシャワールームとバスタブがあったおかげでしっかりと疲れを取ることが出来たと思う。
最後に明日のチェックアウトが早いので、モーニングコールを頼み(まさかのフロントの係員が対応)就寝した。



にほんブログ村 旅行ブログ 夫婦旅行へ
にほんブログ村  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
Posted by butsuyokumamire at 22:49Comments(0)

2017/10/24

2017年 LV旅行 4日目

しっかりと就寝して4日目の朝を迎えた。

今日はモニュメントバレーのバレードライブを観光した後、セドナのエアポートメサでボルテックスパワーを浴び、グランドキャニオンのサウスリムへ向かうという、(今日も)少し慌ただしい日程。

IMG_9390
 IMG_5881


玄関先ポーチに置かれていたテーブルセットでゆっくりと朝食をとった後、モニュメントバレーへ向かった。
ビジターセンターとキャンプ場の間にある場所からバレードライブへ入る。ここからは未舗装となるのでパンクにならないよう慎重にハンドルを取る。

_DSC6294

IMG_9399
 
_DSC6230


_DSC6261

_DSC6269

_DSC6281

_DSC6290

_DSC6282

有名なジョンフォードポイントやスリーシスターズ、アーティストポイント、サムなどを見て回るが、特にアーティストポイント手前の緩やかな坂道が荒れていて、慎重に進路を見極めて進んだ。

 

モニュメントバレーを満喫した後はセドナを目指す。
道のりはこんな感じ。


 

昨日通ったカイエンタから160号線を西に進み、89号線にぶつかったらひたすら南下。
インターステート40号線西行きに乗るあたりで雨が降り出した。40号線に少し乗った後17号線を少し走り、89A出口で89A号線でセドナへ向かう。

のだが、ちょうどこの日は17号南行きの89A出口が工事のため閉鎖となっていたので、一つ先の出口でUターンして北行きの89Aでインターステートを下りた。
さらに89A号線はちょうど舗装路のやり直し工事を行なっていて、雨の未舗装区間を走ったため車体はドロドロに...

セドナまで後30分ほどとなったころ、一気に標高を下げる山道区間に入った。この区間はアメリカでもこんな場所があるんだと思えるほど、道幅も、カーブの具合も日本の山道にそっくりで、右側通行でなければ日光や那須塩原あたりを走っていると勘違いするような場所だった。

高度を一気に下げた後は雨も止み、しばらくしてセドナの街へ到着。
モニュメントバレーからセドナまでノンストップで走りきり、3時間45分かかった。

_DSC6300

お土産屋がたくさん集まった通りで、知人に教えてもらったペットショップで犬用のお土産を購入。
日本とはまた少し違ったテイストのおもちゃが多く置いてあったのでおすすめできるお店だった。
ちなみに、通り沿いの駐車場は有料でしたが建物向かって右脇から無料駐車場に入れますのでお買い物とかするならこちらがおすすめ。


Whiskers Barkery

買い物を終えた後はエアポートメサへと向かう。

エアポートメサは山の中腹に10台ほどの駐車スペースがある。ここを過ぎると広大な有料駐車場があるが、そこからだとエアポートメサまでかなりトレイルを歩かなければならないので、少し待ってでも中腹の駐車スペースに車を駐めた方がいい。

エアポートメサのビュースポットまでは歩いてすぐ。

_DSC6327

_DSC6305

IMG_9426

到着するとセドナの周りを取り囲む山並みが一望でき、中心にいる実感が得られる。

しばらく景色を堪能し、ボルテックスパワーを体に入れた後給油。そして来た道を引き返し、インターステート40号線に戻ってグランドキャニオンへ向かう。

IMG_9433
 

セドナからグランドキャニオンまでは約2時間半。



入園ゲートで料金30$(1車両あたりの金額)を支払い、宿泊するヤバパイロッジでチェックイン。チェックインカウンターの係員に日の入りのオススメポイントを聞くと、やっぱりホピポイントがオススメとのこと。駐車場に車を置いたままバスを乗り継ぎホピポイントへ。

ホピポイントへ着いた頃はちょうど日が地平線に浮かび、渓谷が赤い日差しに染まる頃だった。

IMG_9438

_DSC6352

_DSC6359

_DSC6374

_DSC6379

IMG_9440

せっかくなのでホピポイントからモハビポイントへとトレイルを歩く。すると先ほどまでいたポイントがどれだけ絶壁の上にあったのかがよく分かり、改めてグランドキャニオンの雄大さが感じられた。

モハビポイントへ着く頃には太陽も沈み、あたりは徐々に暗くなってきていた。
気温も下がってきたので、バスに乗りロッジ受付の建物内にあるレストランで夕食。

IMG_5901

ここは9年前、あまりにもまずいパスタを食べたお店で、その時はビジターセンターの人も美味しくないからここのレストランはオススメしないと言っていた場所。なのだが、前回帰国してからこの余りのまずさにもう一度訪れて食べてみたいと思っていた。ちなみにどんな味だったかというと、パスタは茹ですぎていてぶよぶよ。さらにミートソースも大味で微妙。なぜかパスタの上に乗せられていたトーストは可もなく不可もなく。といったものだった。

そんなパスタを食べようと思いレストランに入りパスタを注文したが、残念ながらこの日はショートパスタしかなく、しかも味が普通に美味しいレベルになっていた!

IMG_5894
 

美味しいのは嬉しいのだが、なんとなく寂しい気分になりながら夕食を食べ終え、ロッジに入室。

IMG_5907

IMG_5902
 

部屋の中はこんな感じで落ち着いた空間となっていて、しっかりと休むことができた。
外で星空を眺めたりしつつ明日に備えて就寝した。

_DSC6388
 



にほんブログ村 旅行ブログ 夫婦旅行へ
にほんブログ村  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
Posted by butsuyokumamire at 22:48Comments(0)

2017/10/07

2017年 LV旅行 3日目

 いよいよレンタカーでの旅が始まる日が来た。
レンタカーはフラミンゴホテル内のHertzで借りるので、8時頃カウンターに向かう。google mapを頼りに向かうが、残念ながらgoogle mapと場所が違っており少し迷ってしまう。
 正しい位置はホテルの受付に向かい、そこからカジノエリアに向かう途中の左側。

IMG_5920
 Hertzカウンター。写真は返却時のものなので閉まっているが、左側にホテルのチェックインカウンター、右側にカジノとなる。

 カウンターで予約確認書類や国際免許証などを提示すると車の受取場所や返却方法を教えてくれカギや駐車場の出口で使うバーコードが記載された紙を受取って終了。

 車はホテルの駐車場棟にあるので、荷物を引いて車の場所まで向かう。今回はカローラクラスのセダンを指定しておいたが、あてがわれた車はトヨタ・カムリ。「この車なら楽しい!」といった感じにはならないが、灼熱の道路を3日間無事に走って帰ってくるには日本車の方が安心感があったので良かった。

 この場所のHertzも勝手に走り出してしまっていいという海外によくあるパターン。なので念のため車体を一回りして、目立つ傷が無いかチェックしておいた(傷があった場合は写真に残しておくなり、係の人に伝えておくなりしておいたほうが後でもめないらしい)。
 幸いにも傷も無かったので、荷物を積み込み出発。駐車場の出口は自動精算機があり、係の人によると渡された紙をバーコードリーダーにかざせばゲートが開くという事だったが、何度かざしてもエラーになってしまった。しょうがないので精算機の係員呼び出しボタンで電話越しに何とか事情を説明してゲートを開けてもらった。
 フラミンゴホテルから高速までは道も簡単。数分で高速に乗り、アンテロープキャニオンを目指す。
 アンテロープキャニオンがあるPageまではこんな道のり。276mile(445km)の距離を、途中から速い車がいたらその後ろに付いていくようなスピードで、休憩を一度も取らないで4時間半ほどかかった。

 道中はこんな景色が広がる。果てしなく広がる大地の中に引かれた道を走っていると「旅をしている!」という気分が高まる。

IMG_9275

 この地域一帯は地層が斜めになっていて場所によって露出している地層が異なるため、走っていると地面の色が一気に変わったりするのも面白い。

IMG_9320

 いくつもの町を通り、ようやくパウエル湖が見えてきた。ここまで来ればPageまではあとちょっと。

 ちなみに9年前の時はPageからブライスキャニオンへと進んだのだが、そうすると徐々に標高が上がっていく行程になる。今回はグランドサークルを時計回りに進んでみたので標高が下がっていく行程になったのか、水平線を見下ろすような景色が何度も現れて絶景を楽しめた。
 もし可能ならグランドサークルを巡る時は時計回りに進むのがいいかもしれない。

 アンテロープキャニオンを観光した後はモニュメントバレーを目指すことになる。さすがにそこまではガソリンが持たないので、Page市内で給油を行う。
 アメリカでの給油に日本で発行したクレジットカードはZIPコードが含まれていない為に認識できず、毎回カウンターに行かなければいけないというのが通説(?)だったが、Page市内にあるMaverik Adventure's First Stopではダイナースカードが認識され、カウンターに行かずに給油が出来て便利だった。

 給油後は近くのバーガーキングでさっと昼食を済ませ、アンテロープキャニオンへ向かう。

IMG_9329


 アンテロープキャニオンはアッパーアンテロープキャニオンとロウアーアンテロープキャニオンの2つの場所がある。
 アッパーは目の前にそびえ立つ崖の割れ目に入っていき、中は上が狭く(人が歩く)下が広い構造で、距離は短い割に時間がかかるらしい。さらにアッパーはツアーの予約が必要となる。
  対するロウアーは、台地の下に潜るように入っていき、中は上が広く、下が若干狭いような構造で、距離が長い。さらに便利なことに、人数が集まり次第グループを作ってツアーを組んで行くので予約が不要となる。

 前回訪れたときはロウアーだったので、今回はちょうど昼ごろ訪れることから太陽の光が綺麗に谷底まで届くアッパーを訪れて見たいと思った。が、旅の計画時点で既に予約がいっぱいだったため、現地で当日申し込みできるツアー会社を探す手間や、両方訪れた人がどちらか一つ行くならロウアーといった意見を見て、今回もロウアーを目指すことになった。

 ロウアーに到着し、カウンターで2人で67.98$を支払いツアーの申し込みを行う。僕らは15分後にスタートする組になった。

_DSC6044

 15分後、灼熱の大地の中を歩き、スタート地点を目指す。何年か前にロウアーはスタート/ゴールの地点が入れ替わっており、しばらく歩いたところから階段を使ってキャニオンの地底に降りて行く。
 鉄砲水で形成されたアンテロープキャニオンは滑らかに砂岩が削り取られ、幻想的な空間が広がっていた。 
_DSC6049

_DSC6082

_DSC6099

_DSC6123


_DSC6135


_DSC6051
亀の頭の形をした岩

IMG_9363
ゴリラの顔の形をした岩

_DSC6148
最後はこんな大地の裂け目から出てきて終了となる
 

 今回案内してくれたガイドさんはいろんなポイントや写真映えする場所を教えてくれたり、最後にペットボトルの水が配られたりするなど、値段が高くなっただけのことはある内容だった。

 アンテロープキャニオンを見た後は、ホースシューベントに立ち寄ることをすっかり忘れ、モニュメントバレーを目指す。アンテロープキャニオンからモニュメントバレーまでは120マイル(194km)。

 この道も適度なアップダウンがあり軽快に走れるが、どこでスピード取り締まりをやっているのかわからないので、一人の時は慎重に。地元の速い車がいたらそれにくっついて行く作戦で進む。それでも約2時間かかった。

IMG_9365
 

 カエンタの街で左折し、この巨岩が見えてくればモニュメントバレーまでは後ひといき。
 モニュメントバレーに到着したのは時差の関係もあって午後5時半ごろ。まずは今夜の宿泊場所となるGoulding's Lodgeでチェックインを行い、フォレスト・ガンプポイントを目指す。

 ホテルからフォレスト・ガンプポイントは20分程度。
 道路脇の駐車スペースに車を停め、振り返るとこんな景色が広がる。

_DSC6156
 
_DSC6178
 

 巨岩群のエリアと広大な平地の境で、自分がこの場所を知っている映画関係のロケーターなら確かに推薦してしまうだろうと思わされる。
 しばらく雄大な景色を楽しんだあと、モニュメントバレーのビジターセンターへ向かった。時刻はちょうど日の入りとなる午後8時。
_DSC6197

夕日に照らされたビュートを眺めたあとはビジターセンター内のお土産屋に立ち寄り、ホテルへと戻る。

 戻った後はホテルのレストランで夕食をとる。
 ここの名物はナバホタコス。僕らは通常サイズとミニサイズを1つずつ頼んだ。また、タコスを頼んだ人はサラダバーとスープもセットとなるのが嬉しかった。 

IMG_9386
 

 運ばれてきたタコスはかなり大きく、普通の日本人なら男性でもミニサイズで十分だと思う。また肝心の味は、メキシカンタコスと違って、厚手のアメリカンピザのような生地の上に豆のペーストとチーズ、キャベツ、トマトが乗っていて、結構美味しかった。

IMG_9388

 デザートも食べられないほど腹も一杯になったので 先にチェックインを済ませていたコテージへ向かう。

 コテージは口コミであまり清潔でないと書かれたものもあったので気になっていたが、少なくとも僕らが使用したコテージはどこも清潔だし、キッチンや電子レンジ、コーヒーセット、玄関ポーチのテーブルセットなどが備わっていていい部屋だった。

IMG_5856

IMG_5857


IMG_5859


IMG_5860

 

 最後に外に出て星空を眺めてみたが、月も出ていたし案外コテージ村の街明かりが明るく、思っていたような満点の星空が見えず残念だった。

 ホースシューベントに行き忘れたのが少し失敗したが、Pageからモニュメントバレーに向かうだけで時差の関係で1時間ロスをするという厳しい1日が無事に終わり、旅の後半となる4日目へと続く。



にほんブログ村 旅行ブログ 夫婦旅行へ
にほんブログ村  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
Posted by butsuyokumamire at 00:28Comments(0)

2017/10/02

2017年 LV旅行 2日目

 ラスベガス2日目。
今日はラスベガス市内を気ままに観光するだけなのでゆっくりと9時ごろ起床。まずはホテル内にある動物園を目指す。


_DSC5975


_DSC5986


_DSC5996


 動物園ではイルカやホワイトタイガーなどが間近で見られる。あえてラスベガスで必見という訳ではないが、この砂漠のど真ん中にこんなプールや動物園を作ってしまうあたりがラスベガスらしい。
 そんな動物園を見た後はサーカスサーカスへ。


_DSC6002

 こちらは9年前に最後の1泊をしたホテル。なんとなく懐かしくなるようなちょっと古い雰囲気のロビーを通り抜け、サーカステントの下に広がる遊園地や無料サーカスショーを見てみた。

_DSC6006
 

 無料サーカスショーは毎回違う演目を1つずつやるようで、僕らが見に行ったときは天井からぶら下がった布を使ってアクロバティックな動きをするショーだった。間近で見られるので、1演目しか見られないのが少し残念だが良いショーだった。

_DSC6008

 サーカスショーはきちんと座席も用意されているが、ショーが始まる頃には立ち見の人も多かったので、座って見たいという人はちょっと早めに席に着いたほうがよさそう。

 サーカスショーを見た後はラスベガス名物バフェを食べに中心地へ戻る。
カニや、もしかしたら牡蠣もあるかも?ということでARIA Resort & Casino内にあるTHE BUFFETに行ってみた。

IMG_9252
 

 口コミでカニが塩っけがすごいと書いてあったが、確かに塩分多めなのが残念だった。ただ美味しいお肉や野菜がたっぷりと食べられたので満足。
 バフェはどのホテルも力を入れている(そして値段もどんどんと上がっているらしい)ので、最新の口コミとかを見て選んだほうが良さそう。

 お昼を食べた後は少しまったり♪ということで、ホテルに戻りプールに入る。
プールで使うタオルは部屋のタオルを持ち出すのではなくプールで受け取る。そして受け取った時にチップを渡すのがマナー。のようなことを読んでいたので小銭を持ってプールへ。

high
<The Mirage Pool> 

 プールサイドでタオルをもらおうとするも、事前に得た知識だといるはずのタオルを配る人の姿は全くない。プール出入り口付近を見てみると建物内でタオルが山積みになっており、みなそこからもらっている。念のためすぐにチップを渡す心構えでタオルをもらうが、とくにチップを渡している人もいないのでそのまま受け取ってデッキチェアを陣取った。
 プールは水温低めでヒンヤリしていた。太陽の灼熱感、乾いた空気、ヤシの木に囲まれた中でプールの中にいるのはちょっと特別な体験のような気がした。

 とはいえプールでがっちり泳いでしまうと髪を乾かしたりするのが面倒なので、ほどほどに楽しんだら部屋へと戻る。
少し部屋で休憩後、本日のメインイベント・kaを見るためにMGMホテルへ向かうが、せっかく南側に行くのでルクソールホテルにまず向かうことにした。

_DSC6017
 
_DSC6019
 

 ルクソールホテルは相変わらず異質な建物で見ているだけで感心してしまう。
スフィンクスの横からピラミッドの中に入ると、吹き抜けの斜め天井で構成された空間が広がっていてここでもちょっと感動する。が、とりたてて中でやりたいこともない(斜めに上がるエレベーターは周履く者でないと乗れないし)のでルクソールを後にし、トラム(モノレール)でエクスカリバーを経由してMGMへ向かった。

IMG_5816
 

 超巨大なMGMグランドホテルなのでkaシアターまでも結構距離がある。カジノの中を通り抜け、シアターにたどり着くと龍がお出迎え。

_DSC6029

 期待を胸にシアター内に入ると超巨大なセットが組まれていてテンションが上がる。

cirqueka
<Cirque du Soleil : ka>

ストーリーは「双子の少年と少女の冒険旅行」と紹介されている通り明快なもので分かりやすく進行していく。
また、日本人の高橋典子さんという方のバトントワリングがとても素晴らしかったのでぜひ見てほしい。

 あっという間に1時間半の公演が終わってしまったが、日本で仮設テントで行われるショーと違って常設ステージは凝っていてシルクドソレイユの良さを堪能できた。

 そんなこんなでkaショーを満喫し、ラスベガス2日目が終了した。いよいよ明日からレンタカーでの旅が始まる。



にほんブログ村 旅行ブログ 夫婦旅行へ
にほんブログ村  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
Posted by butsuyokumamire at 23:29Comments(0)