函館での滞在時間は5時間。
事前に考えたスケジュールは
函館駅→函館朝市→金森倉庫→函館山→元町→五稜郭→トラピスチヌ修道院→函館空港
という感じで、レンタカーで各スポットを巡る予定を立てました。
前編はこちら
後編
は函館朝市からレンタカーで出発します。
レンタカーに乗り込んだ後は有名な金森赤レンガ倉庫を目指します。
もちろん函館駅からも1.3kmしかないので、充分歩いて行ける距離なのですが、仕事疲れと時間短縮のために車で向かいます。
さらに、楽して倉庫を見て回ろうという考えで、生まれて初めて人力車に乗車。
今回案内してくれたのは田湯さんという方。
金森倉庫のレンガの積み方がイギリス積みとフランス積みの2種類あることや、そもそも何で金森という名前になったのか。また1階が和風で2階が洋風な建物はどういう意図なのか。などを丁寧に解説してくれながら、倉庫街を駆け抜けていきます。
疲れ知らずで倉庫街を見て回った後はお土産屋を見て回ります。
金森倉庫の後は函館山を目指します。
夜景の見られない時間帯ですが、新緑のトンネルもまた綺麗でした。
天気にも恵まれ、遠くに駒ケ岳や松前半島方面まで見渡せました。
先ほどまでいた函館駅や金森倉庫くっきりと。
反対方面にはうっすらと下北半島も望めました。
函館山を下山した後は、元町に向かいます。
こちらは旧北海道庁函館支庁庁舎。
なお、今回巡ったルートはこちらになります。そのすぐ山手にある旧函館区公会堂。
この時期の建物はパステルカラーが多用されていて可愛いです。
こちらは大正天皇や昭和天皇が行啓の際使用した部屋(お二人とも殿下の時に来られたそうです)。
開館当時、唯一の集会所であり音楽会や舞踏会が開かれたという大広間。床の光沢と天井の曲線が素敵ですね。
この大広間に面しているバルコニーからの眺望も気持ちがいいです。
続いて、先ほどの庁舎の下にある函館市旧イギリス領事館へ。
ラッキーピエロ ベイエリア本店で休憩します。
住所:函館市末広町23−18
営業時間:AM10:00~AM0:30(土のみAM1:30)
電話:0138-26-2099
※他に函館エリアに16店舗あります。詳しくはHPをご覧ください。
領事館のあとはCMで有名な八幡坂を通り、
ラッキーピエロ ベイエリア本店で休憩します。
こちらは函館市を中心としたエリアで人気のご当地ハンバーガー店。
その1号店がこちらの店舗になります。
ラッキーピエロベイエリア本店情報住所:函館市末広町23−18
営業時間:AM10:00~AM0:30(土のみAM1:30)
電話:0138-26-2099
※他に函館エリアに16店舗あります。詳しくはHPをご覧ください。
お店に入るとバラエティ豊かなお土産コーナーがあります。
店内はこんな風なシックな座席もあれば、座席がブランコになっているエリアもあります。
ラッキーピエロはお店によって色んなテーマがあるそうですので、複数店舗を回るのも楽しそう。
先程超特大どんぶりを食べたぷくおは、悩んだ結果、人気No4のラッキーチーズバーガーを選択。
レンガの積み方にはフランドル積み(ベルギーからフランス東北部の地域で、フランス積みと呼ばれることが多いそう)、イギリス積み、オランダ積み等があります。金森倉庫には、イギリス積み(金森の屋号がある棟)とフランス積み(BAYはこだてがある棟)が採用されています。
イギリス積みは壁を正面から見た時、一段が長手、一団が小口と一段ごとに積み重ねていく工法。
フランス積みは一段ごとに長手と小口を交互に並べていく方法。
田湯さんによると、イギリス積みの方が風化に強いそうで、確かに金森の屋号がある棟の方が痛みは少なかったです。
・そもそもなぜレンガ倉庫?
函館は東西を海に挟まれているため、風がよく抜ける地域だそうです。そのため、火事になると延焼しやすいことから、火から守るためにレンガ倉庫にしたそうです。
・金森倉庫の名前の由来
金森倉庫はてっきり金森さんという方が創業した会社のもの。とぷくおは思っていましたが、 渡邉熊四郎氏が開業した「金森洋物店」が起源。開業の時の商標の「森」と、律義でまっすぐという意味があり、商売に駆け引きは不要という意味のある曲尺(かねじゃく)(”金”にも掛けている)を組み合わせています。そこから、名前は「金森」。倉庫に書かれたトレードマークは森+曲尺。となっています。
・1階和風、2階洋風の建物
函館は坂の町。そして開港の町。というわけで、船から見える建物の上部は洋風で西洋人を歓迎し、1階は自分たちが慣れ親しんだ和風としたとのこと。
こちらがラッキーチーズバーガー。
普通のバーガーなら四角いチーズが乗っていますが、ラッキーチーズバーガーはクリームチーズが入っています。
このクリームチーズと、ふわっと柔らかいパンズと肉厚のパテ、濃厚ソースが組み合わさって絶品バーガーになっていました。
人力車と元町で2つの建物に入ったことで時間がかかってしまったので、五稜郭はパスしてトラピスチヌ修道院へ。
修道院の目の前の市民の森の駐車場(200円)に車を停めて修道院へ向かいます。
一般人はここまで。この先は朝3時半起床。夜7時45分就寝の世界になります。
厳律シトー修道会恐るべし…
一般人が入れる一番奥の高台からは入り口方向を見渡すと、奥に函館山が見えています。
修道院で名物のクッキーとマダレナを購入し、函館空港に向かいます。
函館駅を出てきっかり5時間で空港に到着しました。
前編はこちら
p.s.金森倉庫のうんちく
・レンガの積み方レンガの積み方にはフランドル積み(ベルギーからフランス東北部の地域で、フランス積みと呼ばれることが多いそう)、イギリス積み、オランダ積み等があります。金森倉庫には、イギリス積み(金森の屋号がある棟)とフランス積み(BAYはこだてがある棟)が採用されています。
イギリス積みは壁を正面から見た時、一段が長手、一団が小口と一段ごとに積み重ねていく工法。
フランス積みは一段ごとに長手と小口を交互に並べていく方法。
田湯さんによると、イギリス積みの方が風化に強いそうで、確かに金森の屋号がある棟の方が痛みは少なかったです。
・そもそもなぜレンガ倉庫?
函館は東西を海に挟まれているため、風がよく抜ける地域だそうです。そのため、火事になると延焼しやすいことから、火から守るためにレンガ倉庫にしたそうです。
・金森倉庫の名前の由来
金森倉庫はてっきり金森さんという方が創業した会社のもの。とぷくおは思っていましたが、 渡邉熊四郎氏が開業した「金森洋物店」が起源。開業の時の商標の「森」と、律義でまっすぐという意味があり、商売に駆け引きは不要という意味のある曲尺(かねじゃく)(”金”にも掛けている)を組み合わせています。そこから、名前は「金森」。倉庫に書かれたトレードマークは森+曲尺。となっています。
・1階和風、2階洋風の建物
函館は坂の町。そして開港の町。というわけで、船から見える建物の上部は洋風で西洋人を歓迎し、1階は自分たちが慣れ親しんだ和風としたとのこと。
ご参考になれば幸いです。

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