2018/09/04

新型Jeep・ラングラー(JL型)日本での発売日決定⁉︎

[ジープラングラー] ブログ村キーワード

日本では今秋発売される予定のJeep・新型ラングラー(JL型)。
そろそろディーラーなら何か情報が入っているかな?と思い伺ってきました。

当然ではありますが、ディーラー内には新型ラングラーの姿は無く、真っ赤なファイヤークラッカーレッドのJK型ラングラーが展示されていました。
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JK型ラングラーについて

現在販売されているJK型ラングラーは2006年に発表、2007年から発売開始されています。

日本では2ドアはカタログ落ちしてしまい、4ドアのUnlimited SportとUnlimited Saharaの2モデルのみの販売となっています。

どちらも3.6L・V6エンジンを搭載していて、主な違いはタイヤを囲むフェンダーや屋根の色の違いやスピーカーの構成、シートでレザーを選べるかどうか。と言った走りとは直接関係のないところとなっています。

主な諸元

●右ハンドル 
●(全長)4,705mm×(全幅)1,880mm×(全高)1,845mm 
●乗車定員:5名 
●V型6気筒 DOHC 
●総排気量:3,604cc 
●最高出力(kW/rpm):209(284ps)/6,350(ECE) 
●最大トルク(N・m/rpm):347(35.4kg・m)/4,300(ECE) 
●後2輪・4輪駆動(選択) 
●電子制御式5速AT 
●無鉛レギュラーガソリン

外装

オフロード然とした見た目は、パッと見た感じでは新型も現行型も変わらないと言えそうです。

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平たいフロントガラスと、まるでラジコンのようなアンテナが可愛い。

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こちらは全国限定100台のチーフ。
標準で用意されるカラーに青系統はないので欲しい方は今すぐ行動しないと手に入らなそうです。

コンパクトな車体の四隅に配置されたタイヤと、それを囲む大きなフェンダーにより、他の何者でも無い独特な雰囲気が感じられます。

内装

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運転席周り。ナビは付いていませんが、オーディオが標準規格の2DINタイプなので簡単に交換できそうです。

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運転席からだとフロントガラス右下にラングラーを模したデザインが見えるのが気分が上がりそうです。

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こんなところにもJeepのアイコンでもあるフロントマスクを模したイラストが。

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シフトレバー台座のシフト表示は残念ながら左ハンドル仕様のまま。とはいえ実際の使用時には問題になるわけでは無いですね。

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こちらが後部座席。
運転席をぷくおの身長(約175cm)に合わせた状態で、膝前にはこぶし1個分ぐらいの広さがあります。また、つま先も前席下に入るのでスペース的には問題なし。

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気になったのが後部座席の座面長。
結構短いので、体重がお尻から太もも半分ぐらいに集中してしまうので、長時間座るのは厳しいかもしれません。

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こちらがトランク。
車体後部が垂直に立っているので、かなり積載量がありそうです。
ただし、屋根が取り外せる仕様なのでルーフキャリアを取り付けることは難しい(スキーやサーフボードなどの板なら大丈夫とのこと)のが人によっては欠点ですね。

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ちなみに、トランクはスペアタイヤ左側のハンドルを引き、

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下半分のドアを開けた後、上側のガラスを上に跳ね上げる仕様となっています。

試乗

写真は撮れませんでしたが、運転と助手席合わせて40分ほどの試乗を行いました。

運転した感想は思ってた以上に普通に走れます。
エンジンも静かに滑らかに回り、遮音も街乗りでは問題なく車内で会話が出来ました。

車高がちょうど地面に立った時の高さに近いので非常に見晴らしが良かったです。

また、車高は高いものの、その中でも重量物が車体下に集まっているので重心が低いこと、タイヤが四隅に配置されているのでコーナリング性能も良さそうです。

欠点は、乗り心地とステアリングの切れ角。
乗り心地は普通の車と違う構造で、思っている以上に良かったのですが、それでも揺れる感じが少し違和感が残りました。

ステアリングは最小回転半径が7.1mということで、乗用車としてはマイバッハという超高級車に次いで切れ角が無く、狭い道での曲がり角ではちょっと苦労しそうでした。

見積もり

今回はラングラー Unlimited Sportをベースに見積もりしてもらいました。

Unlimited Sportを選んだ理由としては、とにかくフェンダーが無塗装の方がかっこいいと感じたことと、そこまでSaharaでなければいけないと思える装備が無かったからです。

こちらをベースに選んだオプションとしては、(実際に購入するならカーショップで後付になると思いますが)カーナビとETCとリアカメラ。それからフロアマットと給油口のキャップになります。

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その結果、込み込み509.9万円となり、結構高くなったなというのが正直な感想です。

値引きについては頑張ります!ということですが、具体的な話には踏み込まずJL型ラングラーの話題に移りました。

新型・JL型ラングラーの発売日について

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今回試乗で気になったもののうち、後部座席の居住性は改善(足元は約3.8cm拡大。海外のサイトによると空間が少し良くなり大人にも快適になったと紹介されている)されています。
※最小回転半径は変わらず

ディーラーによる情報は次の3点。
  • 日本発売は2018年11月3日(土)
  • 現在は2モデルとも同じエンジンですが、スポーツは4気筒2Lターボエンジン。サハラは6気筒3.6Lエンジンになるのではないか。
  • もしかしたら価格が70万近く上がるかもしれない(そこまでは上がらないかもしれない)
特に気になるのが値上がりです。
現行型でも値引き前では少しオプションを付けただけで500万にもなってしまいましたので、もしそこから70万上昇となるとかなり厳しい気がします(デビューからしばらくは値引きも渋いでしょうし)。

ぷくおは、2Lエンジンは20〜30万アップ。3.6Lエンジンは50〜70万アップなのかな〜と、何の根拠もなしですが、勝手に予想しています。

正直、少し離れたところから現行型と新型を見比べたら、車に詳しい人でなければ同じでしょ?と言われかねないフルモデルチェンジですので、欠点を許容できる方で近いうちにラングラーの購入を考えているのであれば現行型でもいいのではないかと思います。

ちなみに、現行型の売れ行きは予想以上に衰えていないため、車両の在庫数が減っているそうです。
気になる方はお早めにどうぞ。とのことでした。(赤色のSportは残り2台しかないということと、日本自動車輸入組合によると、Jeepは7月に前年同月比131%を記録しているので、本当に在庫切れになるかもしれません)


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2018/06/05

新型Jeep ラングラー 2.0Lモデルの燃費が判明

[ラングラー] ブログ村キーワード

アメリカでは徐々に納車が進んでいる新型Jeep ラングラー(JL型)。
JL型では既知の通り、改良された3.6L・V6エンジンと、2.0L・直列4気筒ターボエンジンの2種類が登場します(追ってディーゼルやPHEVも登場予定)。

既にV6エンジンの燃費は判明していましたが、ようやく4気筒エンジンの燃費も判明しました。

気になる燃費は

・Jeepラングラー 4WD 2.0L AT
複合  10.2km/l
市街地 9.8km/l
高速  10.6km/l

・Jeepラングラー Unlimited 4WD 2.0L AT
複合  9.4km/l
市街地 9.4km/l
高速  10.2km/l

とのことです。
ちなみにV6エンジンは
複合  8.5km/l
市街地 7.7km/l
高速  9.8km/l
なので、4気筒モデルは10〜20%程燃費が良いようです。

指定燃料や維持費について

ただし、4気筒エンジンは今はやりのダウンサイジングターボであるため、指定燃料はプレミアムガソリンと記載されています。
アメリカのプレミアムガソリンはオクタン価91-93。日本のガソリンのオクタン価は、レギュラーが89以上。ハイオクが96以上となっています。

微妙にレギュラーガソリンではオクタン価が足りないので、日本で発売されるときはハイオク指定になりそうですね。

本日(2018年6月5日)のガソリン都道府県平均価格は
ハイオク158.3円
レギュラー144.2円
と、14円の差があります。

それぞれのモデルで複合モード燃費で1,000km走った場合を比較すると
・2Lラングラー     15,520円(98L)
・2LラングラーUnlimited   16,840円(106.4L)
・3.6Lラングラー     16,965円(117.6L)
と、120円〜1445円の差となってしまいます。

もちろん排気量によって自動車税も変わり、次の通り年間で27,000円もの差が出てしまいます。
2Lモデルが39,500円
3.6Lモデルが66,500円

その他の消耗品等を考えてみる

・バッテリー:バッテリーはマイルドハイブリッドとなる2Lモデルの方が高価なものになりそう
・エンジンオイル:部品数の多い3.6Lモデルの方がオイル量は多そうだけど、2Lモデルの方が性能要求が高そう
・ハンドリング:ハンドリングが重視される車ではないけれど、やはり2Lモデルの方が鼻先が軽い分良いハンドリングになりそう

といった感じでしょうか。

ぷくおならどちらを選ぶか

一番金額差が大きくなる本体価格が不明ですが、アメリカの掲示板では3.6Lに比べて2Lモデルは1,500$安い(約16万円)と記載されています。

この金額差なら、これからのEV化で味わえなくなる多気筒モデルかなという感じがします。
正確な金額と、何より日本デビューについての続報を待ちたいと思います。


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2018/03/09

新型Jeep ラングラー UNLIMITED SAHARA 4x4のオプション類をまとめてみました

[ジープラングラー] ブログ村キーワード 


昨年末に新型が発表されたJeep・新型ラングラー。
徐々にオプション装備も公開されたので再度基本スペックやオプション類を記載しておきます。


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モデル構成

新型ラングラー(JL型)は2ドアと4ドアの2種類があります。

2ドア車のモデルとベース価格(価格は全て3.6Lエンジン)

・SPORT  $26,995
・SPORT S  $30,195
・RUBICON  $36,995
の3種類。 
 

4ドア車のモデルとベース価格(価格は全て3.6Lエンジン)

・SPORT  $30,495
・SPORT S  $33,695
・SAHARA  $37,345
・RUBICON   $40,495
の4種類となっています。

現行のJK型に比べ、$2,100(約24万円)〜$2,700(約31万円)程度高くなっています。
なお、SPORTはエアコンも付かないモデルなのでまず日本に入ってくることはないと思われます。

SPORT SになくてSAHARAに付属する装備

・SAHARAが18インチ光沢アルミホイール(スポークはグレイ)。SPORT Sは17インチシルバーアルミホイール。
・サイドステップ(Sport Sでは$695のオプション)
・ボディ同色フェンダー(SPORT Sは黒色)
・2ゾーンオート式エアコン(エアフィルター付き)(Sport Sは7インチタッチスクリーンディスプレイ等とのセットオプション。$995)
・Apple CarplayやAndroid Auto対応の7インチタッチスクリーンディスプレイが標準装備(Sport Sでは2ゾーンオートエアコン等とのセットオプション。$995)
・大型ブレーキ
・アッテネーターが220アンペア(SPORT Sは180アンペア)
・Saharaロゴ入りシート
・115V電源ソケット
・アンビエントインテリアLEDランプ
・カップホルダー照明
・メーター間のディスプレイが7インチカラーディスプレイ(SPORT Sは3.5インチモノクロディスプレイ)
・衛星ラジオ(アメリカでは衛星ラジオが一般的に普及している)
・その他、LEDランプグループやレザーシート、セレクトラック4WDシステム、8.4インチナビ、ボディ同色ハードトップと言った装備がSPORT Sではオプションでも装着不可。


・ボディサイズ(全長×全幅×全高)

2ドア:4237mm×1875mm×1868mm
4ドア:4785mm×1875mm×1868mm

・エンジン

エンジンは2018年は3.6LV6エンジンと2L直4ターボエンジンの2種類がラインナップされ、2019年に3.0Lのディーゼルモデルが、2020年にプラグインハイブリッドが出るとされています。
3.6Lと2L、どちらのエンジンも日本のレギューラーガソリンが使える模様ですので、これはお財布に優しいですね。

2Lエンジン(ツインターボ+マイルドハイブリッド)
パワー:200kW(274馬力)/5250rpm
トルク:400Nm(40.8kg-m)/3000rpm
燃費:未公表

3.6Lエンジン
パワー:209kW(284馬力)/6400rpm
トルク:353Nm(35.9kg-m)/4800rpm
燃費:市街地17MPG(7.2km/L)、高速道路23MPG(9.8km/L)

各種オプション類

それでは、ここから現在アメリカのJeep Webサイトで選択できるオプションを見て行きたいと思います。

現行のJK型でもぷくおが買いたいなと思うのは4ドアハードトップ。現在はUnlimited Sportが売れ筋とのことですが、基本的に同じグレードと思われるSport SではJL型の目玉(?)のLEDライトやセレクトラック4WDという装備がSport Sではオプションでもつけることができないのが痛いです。

というわけで、ここから先はベース価格は上昇してしまいますが、4ドアのSAHARAを選んだとして、選択可能なオプションを見ていきます。
 

・ボディーカラー

色は8色から選べ、色による値段の違いは無し。

wrangler-color



・ミッション

6速マニュアルと8速オートマチックの2種類。
AT車ではMT比 2,000ドル高くなります。

・LSD

後輪の片方の空転を抑えるLSDは595ドル。
悪路での走破性を高めるので付けておきたい装備。

・セレクトラック フルタイム4WD

新しいセレクトラックは2.72対1の低いギアを含む4WDシステムで595ドル。
標準では3.45対1のギアレシオの模様。また、マニュアル車では選択不可。
selectrack

・エンジンブロックヒーター

低温時、エンジンとエンジンオイルを温めることで始動性を高める装置。95ドル。


パッケージオプション

・LEDライトグループ 895ドル

LED製の、デイタイムランニングランプ、フォグランプ、ヘッドランプ、テールランプを含む。
jeepLED

・コールドウェザーグループ 895ドル

前席シートヒーター、ヒーター内蔵ステアリングホイール、リモートスタートシステム(AT車のみ)。
jeep-coldweather

・トレーラー・トー、電力強化グループ 795ドル

240アンペアのオルタネーター、700アンペアのバッテリー、7ピンと4ピンの配線ハーネス、最大けん引は1680kg以下(垂直荷重168kg)のヒッチ、補助スイッチ(車内から追加ライトなどのオンオフが可能)
jeep-trailer

・インフォメーションシステムグループ 1,495ドル

8.4インチタッチスクリーンディスプレイ、アルパイン製プレミアムオーディオシステム、ナビゲーション、自動防眩ミラー、911コール(アメリカの緊急サービス呼び出しシステム)。
※標準では7インチタッチスクリーンののApple Carplay、Android Auto対応ディスプレイが装着される(SPORT S以上。SPORTは5インチタッチスクリーンディスプレイが標準)。
jeep-info


・デュアルトップグループ 2,195ドル

3分割のハードトップとソフトトップ(デュアルトップ用)の両方を備える。
※この後にも屋根を選ぶ項目が出てくるのですが、このデュアルトップパッケージが、いわゆる「スカイワンタッチ」と紹介されているものだと思われます。こちらは、屋根の前席頭上部分が電動で後方へスクロールする機構で、4ドアのルビコンとサハラのみ選択可能とのことです。
jeep-dualtop

・アクティブセーフティーグループ 895ドル

後方の死角にいる車両を検知するブラインドスポットと、駐車場などでの後退時に横から近づく車両を検知するクロスパス検知。また駐車時のパーキングセンサーとLEDテールランプを含む。
※LEDパッケージを選択した場合は795ドル。
jeep-activesafety

・スモーカーズグループ 30ドル

シガーソケットと灰皿のセット。

個別オプション

エクステリア

・天井

標準は黒色ソフトトップ。
プレミアムソフトトップは595ドル
wrangler-top3
黒色の3ピースハードトップは1,095ドル
wrangler-top1

ボディ同色の3ピースハードトップは2,095ドル
wrangler-top2

・ホイール

18インチのグレーポリッシュドホイールは895ドル
wrangler-wheel1
↑こちらのホイールが標準

wrangler-wheel
↑こちらのホイールが895ドルのオプション。両方とも18インチになります。
また、タイヤもオールシーズンタイヤとオールテレーンタイヤ(全地形タイヤ)の2種類から選べます。

・シート

布製が標準。革製は1,495ドルの追加。

・オールウェザーフロアマット 130ドル

・ヘッドライナー 525ドル

ハードトップの内側につけるヘッドライナー。装着すると暑いときや寒い時の熱を伝えにくくなり、さらに静粛性も向上。

・トレイルキット 195ドル

牽引ロープや手袋のセット

・リモートスタートシステム 495ドル

・リモート近接キー

(日本車のスマートキーのようにドアのボタンに触れるだけでロック解除) 495ドル
※コールドウェザーグループ内にセット
※標準でもリモートキーレスは装備されている。


コンフイギュレーションでぷくお好みの仕様を作ってみました

選んだオプションは
・8速AT
・LSD
・セレクトラックフルタイム4WD
・LEDライティンググループ
・コールドウェザーグループ
・アクティブセーフティーグループ
・ブラック3ピースハードトップ
・フロアマット

ナビはCarplayが使えれば別にいらないと考えてパス。
屋根は電動のスライドソフトトップや通常のソフトトップも面白そうでしたが、耐候性を考えてハードトップに。
レザーシートはあったらいいけど無くても別に困らないかな。
といった感じで選んでみた結果、総額$45,540となりました。

Unknown

Unknown-1

日本では為替と輸送代で約490万円。諸費用を含めると乗り出し500万円台前半になりそうです。
そう考えるともっと装備を削るか下のグレードにしないと手が出せないですね(^_^;)
※そもそもこんなに豊富なオプションは選べない可能性が高いのですが...

また、これだけの価格の車にしては予防安全装備がほぼ皆無というのが、オフロードメインの車ということを差し引いても辛いです。2020年登場予定のプラグインハイブリッドでは電動化が進むのでもう少し充実するのでしょうか。

日本での価格公表と、2Lエンジンの価格発表が待ち遠しいです。


その他公式画像


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Posted by butsuyokumamire at 17:00Comments(0)

2017/11/30

新型Jeep・ラングラーが正式に発表されました 2018/9追記

[ジープラングラー] ブログ村キーワード

ついに新型Jeep・ラングラーが正式に発表されました。


ラングラーとは第2次世界大戦時に軍用偵察や連絡を目的としてフォード社とウィリス社によって生産された4輪駆動車をルーツに持ち、初代が1987年から発売されている本格クロスカントリーカー。

見た目の通り、オフロード走行に強く、屋根が外せたり、ドアや窓ガラスは損傷しても交換しやすいよう最初から外せる設計だったり、万が一部品が入手できない場所でも代替部品で修理しやすいよう直線だったり(普通の車はドアもガラスもカーブしている)、室内には水抜き穴があったり…と、この一台を手にすれば新しい世界が広がっていきそうな車です。


実際、夏に行ったアメリカ・モニュメントバレーのオフロードで走っている姿は大変かっこよく、手に入れたら生活が楽しくなりそうだなと思いました。

もちろんここ数年間の運転で、一番ハードだったオフロードは「ふもとっぱらキャンプ場」なぷくおには完全なオーバースペックなのは承知の上です(雨天のふもとっぱらはかなり厳しいコンディションになるらしいけど、行ったときはもちろん晴天の乾燥路)。


そんなラングラーですが、現在売られているのはJK型と呼ばれている3代目でこんな↓車です。
街中で見かけた方も多いと思いますし、ジープと言ったらこの形を思い浮かべる方も多いと思います。

ex2


JK型の簡単なスペック表はこちらです。

項目 スペック
全長 4185mm(2ドア)
4705mm(4ドア)
全幅 1880mm
全高 1845mm
ホイールベース 2425mm(2ドア)
2945mm(4ドア)
最低地上高 225mm(2ドア)
220mm(4ドア)
最小回転半径 6m(2ドア)
7.1m(4ドア)
乗車定員 4人(2ドア)
5人(4ドア)
エンジン形式
(日本仕様)
V型6気筒
排気量 3604cc
最高出力 209kw/rpm(284馬力)
最大トルク 347N・m/rpm(35.4kg・m)
車両本体価格 396.3万円~443.8万円


こんな車を買ったら楽しそうだなと思う反面、現在のJK型のデビューは2007年であり、インフォテイメントシステムがほぼ皆無ですし、自動ブレーキと言った予防安全装置もありません。

オフロードを走るための車なので、変に高機能になって、誰も来ないような未開の地でそれらが故障してしまうよりかは無い方がいいというのも分かりますが、日本で乗るのなら自動ブレーキやACCといった機能も欲しいです。


そういった無いものねだりだった状況が、新しいラングラーではどうなったか。さらにぷくおとしては車体サイズや最小回転半径、燃費なんかも気になります。

まずは外観から

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Jeep

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Jeep

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Jeep

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Jeep

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Jeep

フロントフェンダーにライトが備わるのがちょっと近未来的な感じでカッコいいですね。
あとブレーキランプも面白い形状をしていますし、ヘッドライトもLEDで新しい感じを出しています(LEDはオプションの模様)。
ただ、車にあまり興味のない方からすれば、JK型もJL型も同じに見えると思います。現在JK型に乗っていて買い換えたいなという方は家族にばれにくいかもしれません。

続いてインテリア。

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Jeep

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Jeep

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Jeep

インフォテイメントシステムが一新されてちょっとラングラーらしくないおしゃれさ感が出ています。
このあたりは持株会社として一緒になったイタリア・フィアットの血が入っている影響ですかね(正確には経営不振だったクライスラーをフィアットが買収し、完全子会社化。その後持株会社となった)。

全体的にオフロードの感じを出しながらも洗練されているので、外見で買い換えがばれなくても、乗ってしまえば一発でばれてしまいそうです。

ダッシュボード中央のスクリーンは、標準が5インチ。オプションで7インチや8.4インチのタッチパネル式になり、オプションのディスプレイは AppleのCarPlayやGoogleのAndroid Autoにも対応しているとのこと。USBソケットも5つ装備されているので充電の取り合いにもならないで済みそうです。


また、JK型で不評だった後席ですが、4ドア車は席が後ろにずらされたことで前席との余裕が出て、さらにシートの角度もついたので快適になっているそう
さらに窓はより大きく、そしてベルトラインが下がっているので解放感も増しているようです。

その他の項目も含めたスペック一覧はこちら(アメリカ仕様)

項目 スペック +-の数値はJK型比
全長 4,237mm(2ドア)+52mm
4,785mm(4ドア)+80mm
全幅 1,875mm -5mm
全高 1,868mm +23mm
ホイールベース 2,459mm(2ドア)+34mm
3,007mm(4ドア)+62mm
最低地上高 246mm(スポーツ)
254mm(サハラ)
274mm(ルビコン)
最小回転半径 5.25m?
5m代は2ドアモデルでした。
4ドアはJK型と変わらない模様
(9/3追記)
乗車定員 4人(2ドア)
5人(4ドア)
エンジン
V6(ガソリン)
6速MT/8速AT

排気量(cc):3.6L
最高出力(馬力):284ps(6,400rpm)
最大トルク(N・m/rpm):353(35.9kg・m)(4,800rpm)


エンジン
直4(ガソリン)
※eトルク機能付
※8速ATのみ
排気量(cc):2.0Lターボ
最高出力(馬力):274ps(5,250rpm)
最大トルク(N・m/rpm):400(40.8kg・m)(3,000rpm)
エンジン
V6(ディーゼル)
※4ドアのみ
※8速ATのみ
※2019年登場予定
排気量(cc):3.0L
最高出力(馬力):263ps
最大トルク(N・m/rpm):599(61.1kg・m)
最大渡河性能 76cm
車重 アルミや高張力鋼の使用によりJKモデルに比べて90kgの軽量化
車両本体価格 不明(現行比30万円増?)


車体サイズはJK型に比べて5mm減の1,875mmとなりました!! 経験上全幅が1,850mmを超えると狭い道などで気を使いますが、新型が出るたびに拡大していく傾向が多い中、僅かでも減少したのは凄いと思います。現在はまだアメリカ仕様のものしか発表されていませんが、日本仕様になっても増えることはないでしょう。

また、駐車場などで気になってくる最小回転半径ですが、5.25mと記載されているところもありました。残念ながら全モデルかどうかが記載されていなかったのですが、仮に4ドアもこの半径なら非常に使い勝手が良くなりそうなので期待したいところです。

エンジンについて

エンジンはアメリカでは3.6L・V6エンジンと2.0L・直列4気筒エンジンの2つのガソリンエンジンと、3.0L・V6エンジンのディーゼルエンジンの3つが設定されるようです。

ガソリン仕様のV6エンジンは2011年からクライスラーで使用されているエンジンで、滑らかな回転と低燃費を実現し、ワーズオートマガジンという雑誌で2011年から3年連続で賞を受賞するような優秀なエンジンとのことです。

また、2.0L・直4エンジンは、なんとアルファロメオ・ジュリアに搭載されているエンジンがベース。そこにeトルクというテクノロジーを搭載して登場する模様です。

eトルクテクノロジーとはなんぞや!?と思いますが、マイルドハイブリッドで、アイドリングストップ機能やコースティング時(惰性運転)のエンジン停止などの機能があるようです。

スポーティーさが売りのエンジンをオフロードのラングラーに積んでどんな味になるんだ!?とも思いますが、このエンジンを積んだジュリアは低速から厚いトルクを持っていること、大排気量自然吸気エンジンのようなアクセルの微小な動きにも素直に反応してくれるようなので、きっと良いフィーリングなのでしょうね。

さらに、ロサンゼルスモーターショーの会場で、CEOより2020年にプラグインハイブリッド仕様も登場するという事が発表されたようです。プラグインハイブリッドになれば燃費も期待できそうですし、もしかしたらエアコンを乗車前に効かせるといったことも出来るようになるかもしれないので楽しみです。

燃費について

JK型では街乗りで4~8km/L、高速道路で8~12km/Lという方多いようで、決して燃費がいいとは言えない状況ですが、新型ではどうなるか。

 アメリカでメーカーから役所に提出された燃費(3.6LのV6エンジン車)は次の通り。
・JL型は市街地7.7/高速9.8/複合8.5(km/L)
・JK型は市街地6.8/高速8.5/複合7.7(km/L)
※AT車同士の比較


V6エンジンでは現行モデルより+1km/L位の伸びにとどまりそうですが、内部は改良されたらしいものの基本同じエンジンに同じような車重ですから、たとえATが5速から8速となってもこんなものでしょうね。

また、2Lモデルはマイルドハイブリッドということなので当然燃費も良くなると考えられます。
アルファロメオ・ジュリアの2Lエンジン車は、車重が1,590kgで、日本のJC08モードで13.6km/L。

現行のJK型・4ドア車の車重が2,295kgで、JC08モードが7.5km/Lですから、新型で軽量化されて2,200kgぐらいとするとジュリアとの差は600kg。

こういったのを考えるとJL型のJC08モードは10km/L前後でしょうか。となると街乗りでは8km/Lあたりでしょうかね。

ただ、ラングラーは今までレギュラーガソリンを使用できていましたが、基本がアルファロメオのエンジンとなると2Lエンジンはハイオクガソリンになりそうな気もします。燃料代の差額を考えるとV6でもいいかもしれないですね。

追記:2Lモデルもガソリンはレギュラーで大丈夫だとのことです。となるとよほどV6に思入れがなければ4気筒エンジンで充分そうですね。
2018/6追記 米EPAで表示された燃費では、「プレミアムガソリン」との記載があります。アメリカのプレミアムガソリンはオクタン価91-93。日本のガソリンのオクタン価は、レギュラーが89以上。ハイオクが96以上となっています。微妙にレギュラーガソリンではオクタン価が足りないので、日本で発売されるときはハイオク指定になりそうですね。

予防安全性能について

ぷくおが気にしている予防安全性能については最小限の進化に留まっているようです。
現時点で判明しているのは、
・リアカメラが標準装備
・リアに取り付けられている非常用タイヤやリアワイパーの取り付け位置を見直して、後方視界が向上
といった感じ。

上位モデルでも
・(後方の死角の車両を検知する)ブラインドスポットモニタリングが装備
・後退時に横から近づいてくる車両を検知する
・クルーズコントロールは装備(前走車追従機能があるかは不明)

といった機能が装備されるだけのようで、自動ブレーキといった装備は無さそうな感じです。
オフロードメインの車なので装備しないという判断も分かりますが、今後各国の衝突安全テストで自動ブレーキといった装備も点数に入って行くことを考えるとセールス的に大丈夫なのか心配です。

まとめ

書いてきた通り、一目でジープだと分かる形を保ちながら、各所をアップデートした手堅いフルモデルチェンジだと思います。

書ききれませんでしたが、屋根が外せたり牽引性能が良かったり、アプローチアングルを増やすためにパーツを外せたり...と、オフロードを走行するための機能が満載なのも所有した際の満足度を高めてくれそうです。

もちろん水抜き穴は新型でも健在なので、ガンガン使ってワイルドに洗車するという楽しみも引き続き出来るとのこと。

他の車がどれも似たような感じでちょっとつまらないかな。なんて思ってるような方ならぜひ一度試乗してみるのもよさそうですね。ぷくおも日本で発売されたら一度は乗ってみたいと思います。

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Posted by butsuyokumamire at 18:30Comments(0)