2018/06/01

5時間で函館を満喫(後編)

函館での滞在時間は5時間。
事前に考えたスケジュールは
函館駅→函館朝市→金森倉庫→函館山→元町→五稜郭→トラピスチヌ修道院→函館空港
という感じで、レンタカーで各スポットを巡る予定を立てました。
前編はこちら

後編

は函館朝市からレンタカーで出発します。

レンタカーに乗り込んだ後は有名な金森赤レンガ倉庫を目指します。
もちろん函館駅からも1.3kmしかないので、充分歩いて行ける距離なのですが、仕事疲れと時間短縮のために車で向かいます。

さらに、楽して倉庫を見て回ろうという考えで、生まれて初めて人力車に乗車

今回案内してくれたのは田湯さんという方。
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金森倉庫のレンガの積み方がイギリス積みとフランス積みの2種類あることや、そもそも何で金森という名前になったのか。また1階が和風で2階が洋風な建物はどういう意図なのか。などを丁寧に解説してくれながら、倉庫街を駆け抜けていきます。
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疲れ知らずで倉庫街を見て回った後はお土産屋を見て回ります。
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金森倉庫の後は函館山を目指します。
夜景の見られない時間帯ですが、新緑のトンネルもまた綺麗でした。
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天気にも恵まれ、遠くに駒ケ岳や松前半島方面まで見渡せました。
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先ほどまでいた函館駅や金森倉庫くっきりと。
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反対方面にはうっすらと下北半島も望めました。
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函館山を下山した後は、元町に向かいます。
こちらは旧北海道庁函館支庁庁舎。
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そのすぐ山手にある旧函館区公会堂。
この時期の建物はパステルカラーが多用されていて可愛いです。
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こちらは大正天皇や昭和天皇が行啓の際使用した部屋(お二人とも殿下の時に来られたそうです)。
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開館当時、唯一の集会所であり音楽会や舞踏会が開かれたという大広間。床の光沢と天井の曲線が素敵ですね。
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この大広間に面しているバルコニーからの眺望も気持ちがいいです。
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続いて、先ほどの庁舎の下にある函館市旧イギリス領事館へ。
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領事館のあとはCMで有名な八幡坂を通り、
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ラッキーピエロ ベイエリア本店で休憩します。
こちらは函館市を中心としたエリアで人気のご当地ハンバーガー店。
その1号店がこちらの店舗になります。
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ラッキーピエロベイエリア本店情報
住所:函館市末広町23−18
営業時間:AM10:00~AM0:30(土のみAM1:30)
電話:0138-26-2099
※他に函館エリアに16店舗あります。詳しくはHPをご覧ください。


お店に入るとバラエティ豊かなお土産コーナーがあります。
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店内はこんな風なシックな座席もあれば、座席がブランコになっているエリアもあります。
ラッキーピエロはお店によって色んなテーマがあるそうですので、複数店舗を回るのも楽しそう。
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先程超特大どんぶりを食べたぷくおは、悩んだ結果、人気No4のラッキーチーズバーガーを選択。
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こちらがラッキーチーズバーガー。
普通のバーガーなら四角いチーズが乗っていますが、ラッキーチーズバーガーはクリームチーズが入っています。
このクリームチーズと、ふわっと柔らかいパンズと肉厚のパテ、濃厚ソースが組み合わさって絶品バーガーになっていました。
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人力車と元町で2つの建物に入ったことで時間がかかってしまったので、五稜郭はパスしてトラピスチヌ修道院へ。

修道院の目の前の市民の森の駐車場(200円)に車を停めて修道院へ向かいます。
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一般人はここまで。この先は朝3時半起床。夜7時45分就寝の世界になります。
厳律シトー修道会恐るべし…
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一般人が入れる一番奥の高台からは入り口方向を見渡すと、奥に函館山が見えています。
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修道院で名物のクッキーとマダレナを購入し、函館空港に向かいます。
函館駅を出てきっかり5時間で空港に到着しました。
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今回は函館駅から観光名所を巡って函館空港に向かいましたが、例えば函館空港から観光を始めて、夕方函館駅から札幌や青森に向かうというのも良いかもしれません。

道南の函館は北海道らしさが味わえないかななどと考えていましたが、行ってよかったと思える観光名所がぎゅっと固まっていて、本当にいい場所でした。

今度来るときは大沼国定公園とセットで楽しみたいと思います。
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前編はこちら

p.s.金森倉庫のうんちく

・レンガの積み方
 レンガの積み方にはフランドル積み(ベルギーからフランス東北部の地域で、フランス積みと呼ばれることが多いそう)、イギリス積み、オランダ積み等があります。金森倉庫には、イギリス積み(金森の屋号がある棟)とフランス積み(BAYはこだてがある棟)が採用されています。
 イギリス積みは壁を正面から見た時、一段が長手、一団が小口と一段ごとに積み重ねていく工法。
 フランス積みは一段ごとに長手と小口を交互に並べていく方法。
 田湯さんによると、イギリス積みの方が風化に強いそうで、確かに金森の屋号がある棟の方が痛みは少なかったです。

・そもそもなぜレンガ倉庫?
 函館は東西を海に挟まれているため、風がよく抜ける地域だそうです。そのため、火事になると延焼しやすいことから、火から守るためにレンガ倉庫にしたそうです。

・金森倉庫の名前の由来
 金森倉庫はてっきり金森さんという方が創業した会社のもの。とぷくおは思っていましたが、 渡邉熊四郎氏が開業した「金森洋物店」が起源。開業の時の商標の「森」と、律義でまっすぐという意味があり、商売に駆け引きは不要という意味のある曲尺(かねじゃく)(”金”にも掛けている)を組み合わせています。そこから、名前は「金森」。倉庫に書かれたトレードマークは森+曲尺。となっています。

・1階和風、2階洋風の建物
 函館は坂の町。そして開港の町。というわけで、船から見える建物の上部は洋風で西洋人を歓迎し、1階は自分たちが慣れ親しんだ和風としたとのこと。

 
なお、今回巡ったルートはこちらになります。
ご参考になれば幸いです。



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Posted by butsuyokumamire at 23:30Comments(0)