2018/06/20

エレクトロラックス エルゴラピード vs ダイソン V8

[ダイソン] ブログ村キーワード [エレクトロラックス] ブログ村キーワード

先日購入したダイソン V8 フラッフィー+。
今ではぷくおの主力掃除機として日々頑張ってくれています。

そして、購入して4年が経過したエレクトロラックス エルゴラピード・リチウムは車内清掃用として静かな余生を送っています。

が、気になるのは実使用での性能差。
4年間頑張ってくれた機種と購入間もない機種を比べるのはアンフェアかもしれませんが、気になるので比較してみました。

それぞれの機種の便利なところ

エルゴラピード

IMG_9161

・スティック&ハンディークリーナー

 名前の通り、ボタン一つでハンディータイプに変身可能。
 負担の掃除でハンディータイプにすることはまずないのですが、車内清掃の時などに便利です。

・クリーナーヘッドの照明

 クリーナーヘッドにLEDが組み込まれているので、ゴミが浮き上がって見えるのが便利でした。最初はいらないのでは?と思っていたものの、今ではダイソンにも付いていたら良いのにと思えるほど便利な機能です。

・自立式

 エルゴラピードの大きな特徴が自立するということ。これはモーターやバッテリーという重たい物が下部についているエルゴラピードだからこそ出来る特徴ですね。

ダイソン V8

IMG_9164

・フラッフィーヘッド

 ぷくおとしては、ダイソンデジタルモーターよりもこのフラッフィーヘッドが一番の特徴だと感じています。柔らかいスポンジのようなクリーナーヘッドのおかげで、小さなものから大きなものまで飲み込むようにゴミをかき出します。

・ダイソンデジタルモーター

 自社開発のモーターは出力も良いですが、何よりスイッチを入れてからの立ち上がりが早いのが素晴らしいです。ダイソンのコードレスクリーナーは、常に指でスイッチを押し続ける必要があります。これにより、不要な場面でモーターを休めることで実使用可能時間を伸ばしている訳ですが、スイッチを入れてからモーターの回転が高まるのにタイムラグがあると不快ですよね。その不快感が無いのが素晴らしいと思います。

・豊富なアタッチメント

 ぷくおはフトンツールや隙間ノズルなど、多数のアタッチメントが付属しているモデルを購入したこともありますが、簡単に目的の掃除の箇所に適したノズルをつけることが出来るのが便利です。Amazonなどを見るとノズル単体でも販売されていますので、素のモデルを購入して、必要に応じてアタッチメントを買うという選択も良さそうです。

・ゴミ捨てが簡単

FullSizeRender
 このイラストの通り、手を汚さずに簡単にゴミを捨てられるデザインは秀逸です。エルゴラピードだと、ハンディー部分を取り外して、さらにダストカップを外し、フィルター部分を抜き出して溜まったゴミを捨てるという、いま思えば面倒で手の汚れる作業を行なっていました。

それでは比較開始

比較方法は単純明快。
エルゴラピードで普段通り掃除した後にV8で同様に掃除してどの程度ゴミが取れるか。

清掃範囲はリビング、ダイニング、台所、玄関、洗面所、トイレの50平米程の面積。

その中には、フローリングはもちろん、コルクマットや毛足30mmのラグ、毛足の短い台所マット、ペット部屋のビニールマットなどが含まれています。

掃除は両機とも強弱の2つのモードがあるので、ラグのみ強。その他は弱で統一しました。

エルゴラピードの出番

まずはエルゴラピードで掃除を行うわけですが、フローリングを掃除する分には特に不満に思う場所もありません。むしろ、ソファーの下や電気をつけず窓からの光のみの薄暗い箇所でもLEDでゴミが見やすいのが有難いくらい。
IMG_9160

ですが、ラグに差し掛かった途端に不具合が出ました。
エルゴラピードのヘッドは写真の通り回転ブラシがゴミをかき出す構造になっていますが、ブラシに付着した綿ぼこりがラグに付いてしまい、結局取り切ることが出来ませんでした。
IMG_9162

IMG_9166

続いてダイソンV8の出番

まずはラグ以外の箇所から掃除を行いました。
その結果取れたゴミが次の写真。
IMG_9165

見事にゴミが集まっています。
ぷくお�の感覚としては、吸引力というよりも、このフラッフィーヘッドが上手にゴミをかき集めているように思えます。
IMG_9168

続いてラグを攻めてみると、あっという間に先ほど付いた綿ぼこりは吸い込まれました。毛足の中に挟まったゴミは掃除機を数回当てることで清掃完了。

ラグまで掃除し終えたダストカップは次の通り。着実に綿ぼこりが成長していますね。
IMG_9167


まとめ

改めて両機を続けて使用しましたが、ぷくおの感想としてはフローリング類のみならエルゴラピードで十分だし、自立出来ることやLEDが付いていること、デザインに北欧感があること、何より価格が安いので、十分購入対象になると感じました。

しかし、ラグの清掃能力の差を見ると、家にラグ、しかも毛足の長いラグがある場合はダイソンの方が良さそうです。

ただし、昔はエルゴラピードでラグを掃除してもそこまで気になることは無かったので、たまたまか、ヘッド内のブラシが経年劣化で性能低下していたのかもしれません。

時間のあるときに、今度はダイソンで先に掃除して、その後エルゴラピードを使用してどうなるか試してみたいと思います。
こちらは面白い結果になったら掲載しますね。

今回の比較が何かしらお役に立てば幸いです。


にほんブログ村 インテリアブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 インテリアブログ 北欧インテリアへ
にほんブログ村
クリックして頂くとブログ村のランキングポイントが入ります。応援よろしくお願いします!
毎日たくさんの応援クリック本当にありがとうございますm(_ _)m
  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
Posted by butsuyokumamire at 18:20Comments(0)

2018/03/11

高木となってしまったコニファーの剪定に向けて、脚立と高枝切りバサミを比較

ぷくおハウスの庭には高さ推定5m弱のコニファーの一種、ブルー・アイスが鎮座しています。
一度も剪定をしていなために伸び放題になっているので、もうそろそろ刈り込みをしないと何ヶ月も髪を切っていない人のよう...

コニファー
ちょっと分かりづらいですが、伸び放題のブルー・アイス。写真で客観的にみると威勢がいいというより手入れがされていない樹というのがよく分かります(^◇^;)


そこで悩むのが先端を切り詰めるか否か。
というのも、コニファー類は先端を詰めると大抵シルエットが丸っこくなってしまうので、あまりやりたくありません。

となると、高さはそのままにして、全体的に刈り込んでスッキリと一回りさせる方法になります。

庭木と草花の手入れの仕方が記載されているガーデン植物大図鑑によるとブルー・アイスの剪定は先端部の樹形を整えたあと、下の方へと剪定作業を行うようです。
また、側面部は枝が水平になるように剪定して行くとのことです。

生垣でよく見かけるような、完成形に沿ってバッサリと刈り込んで行くというより、剪定鋏で一本ずつ剪定していく方法が良いそうです。

というわけで、剪定としては背の高い脚立を買って手元で作業を行うか、それとも高枝切り鋏を購入して行うかの2つの方法になります。

脚立ならどれを選ぶか

脚立は、「使用最大高さ+身長+腕を伸ばして作業する状態」で選ぶそうですので、脚立の高さが3mほどは欲しいところ。


こちらが天板高さ3.49mの長谷川工業さんのアルミ製の脚立。Amazonでも約4万円弱と、背も高ければ値段も高い...
ちなみに重量は16.1kg、収納寸法95cm×20cmと思いの外コンパクトに収納できるようです。
もっとお手軽な脚立としては天板高さ2.88m、有効高さ2.29mのアルミ製の脚立。
こちらは2万2千円弱と、長谷川製のものに比べるとお手ごろになります。
重さは14.5kg、収納寸法は84.8cm×18.1cm×305.2cm(幅×奥行×高さ)とのこと。
しかし、実際に使用する際の足場は天板ではなくその2段ほど下の段になりますので、先端部を剪定するのであれば長谷川製のものでないと届かなそうです。


高枝切り鋏ならどれを選ぶか

こちらは手元高さ+鋏の柄の長さになりますが、使用時は斜めになりますので樹高よりも長めのものが必要となります。

どの程度の長さが必要か。ここで思い出すのが直角三角形の斜辺を求める公式。

syahen1

直角三角形の直角をはさむ2つの辺の長さを a、bとして、長い辺の長さを cとした場合、
a×a+b×b=c×c
になるという公式がありましたね。


というわけで、bを樹高から手元高さを引いた3.3m。幹から作業する立ち位置となるaを1.5mと仮定すると、1.5×1.5+3.3×3.3=c×c
となり、約4mほどの長さの高枝切り鋏が必要ということがわかります。

そこまで分かればもう簡単。
評判の良さそうなのは、アルスという会社の3本伸縮式の高枝切り鋏。
こちらはAmazonで7千円弱と、脚立に比べるてお求めやすいお値段。
全長は1.8mから4.1mまで5段階調整式となっていて、重さは1,140g、切断は生木で直径12mm以下で切った枝を掴むこともできるそうです。
また、ノコギリは別売り(Amazonで1,100円)となっています。 

こちらは岸本農耕具製作所の3段式高枝切り鋏。
値段はAmazonで約7,600円。
全長は1.8mから4mまで6段階で調整できます。重量は1,400g。
こちらの特徴としては、業界初のアンビルタイプを採用ということ。
アンビルタイプとは、上刃が鋭く、下刃が受け皿となっているので、ねじれを最小限にして切ることができ、固い枝や枯れた枝を剪定するのに適しているそうです。
最大で直径15mmの枝を切れる上、ノコギリも付属します。



今回の剪定作業は小型の剪定バサミでも切れるような枝を中心に、幹から伸びた枝の切る位置を見定めていく作業なると想定されるので、本当なら脚立で行いたいところ。

ですが懐事情も考えると滅多に使わない作業用に2〜4万円も出せません。
ということで、高枝切り鋏の中で少しでも軽いアルス製の製品を購入することに決めました。

作業は4月以降になりそうですが、剪定が今から楽しみです。


にほんブログ村 インテリアブログへ
にほんブログ村
クリックして頂くとブログ村のランキングポイントが入ります。応援よろしくお願いします!
毎日たくさんの応援クリック本当にありがとうございますm(_ _)m  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
Posted by butsuyokumamire at 23:40Comments(0)

2018/02/16

パナソニックからほぼ最強?と思えるデジカメが発表されました

ぷくおは現在ソニーのRX100m3というコンパクトデジタルカメラを使用しています。

(スマホや一般的なデジタルカメラに比べて)大型の1インチセンサーを使用し、フィルムカメラ換算で24-70mmの焦点距離。レンズの開放F値も明るいF1.8-2.8。
さらに液晶が上下に傾けられるチルト液晶、逆光などでも見やすい格納式のファインダーを搭載し、 約290gという便利な一台です。

img_001

このカメラのおかげで、旅行の時も重たい一眼レフとかを持ち出すこともなくなり、便利に使用していました。

しかし、
・スマホに画像を転送する際、iPhoneだといまだにNFC(近距離無線)が使えず、Androidスマホのようにお互いの機器を近づけてもスマホ側のアプリが開かない。そのため、1.カメラ側で送りたい画像を表示し、転送ボタンを押す 2.iPhoneの設定アプリからデジカメのWi-Fiを選択する 3.iPhone内のデジカメアプリを開く と、書くのも面倒なほど手間がかかること。

・ 望遠側が70mmまでしかないので、旅行などだともっと望遠で寄せて撮りたい時に対応できない。

・せっかくのファインダーも、格納式を出すのが面倒でほぼ使わず、限られた体積の中でもったいない。

・GPSを搭載していないのでジオタグ(位置情報)が写真に付加されない。

といった不便な点があります。 


そこで、今回パナソニックから発表された「 LUMIX DC-TX2 」の登場です。
こちら↓がその外見写真になります。

 LUMIX DC-TX2


無骨な直方体に、両サイドが丸みを帯びたカーブが付き、軍艦部(カメラ上部)はシャッターボタン等が配置されている右側が少し削られて低い位置になっているあたり、協業関係のライカのイメージがどことなく感じられます。


tx2_appearance_img01

tx2_appearance_img02

tx2_appearance_img03
(img src:Panasonic

この LUMIX DC-TX2 がどんなカメラスペックなのか、ここから先はぷくおのデジカメでは古いので、ソニーの最新機種「RX100m5」と比較していきたいと思います。


・サイズ

 コンパクトデジタルカメラの命は当然コンパクトさ。画質命なら一眼レフなどを持ち出せばいいのですから、コンパクトであることは大事です。

DC-TX2:幅 約111.2mm x 高さ 約66.4mm x 奥行 約45.2mm 重さ約340g(バッテリー、メモリーカード含む)
RX100m5:幅101.6mm x 高さ 58.1mm x 奥行 41.0 mm  重さ約299g(バッテリー、メモリースティック含む)

比較してみると、全体的にDC-TX2の方が一回り大きい筐体になります。
ジーンズのポケットにRX100m3(m5と同サイズ)を入れた感じでは、DC-TX2はちょっとパツパツになりそうです。
また、普段使っているカメラケース↓にも、少しの余裕を残して収まるような感じだと思います。


単純にサイズだけを比べればRX100m5の勝ちとなります。

・センサー

ハイエンドコンパクトデジタルカメラたるものセンサーも大事です。
ここではセンサーサイズ、画素数、静止画感度を見てみたいと思います。

DC-TX2:1.0型 高感度MOS センサー、2090万画素。ISO感度125〜12800(拡張で80〜25600)
RX100m5:1.0型(13.2mm x 8.8mm) Exmor RS CMOSセンサー、約2010万画素。ISO感度125〜12800(拡張で80、100が可能)

また、両者とも静止画・動画対応の手ぶれ補正機能ありとなっていて、両者引き分けだと思います。

・レンズ性能

レンズ性能ということで、焦点距離(35mm判換算)と開放F値(値が小さいほど暗い場所でも明るく、またボケた写真が撮れる)を見てみます。
なお、焦点距離は低いほど広角となり、50mmがだいたい人間の目線と同じで、じっと見る時が70mm程度と言われます。

DC-TX2:焦点距離24-360mm。開放F値 ワイド端時(広角)3.3。テレ端時(望遠)6.4
RX100m5:焦点距離24-70mm。開放F値 ワイド端時(広角)1.8。テレ端時(望遠)2.8。

なんといってもDC-TX2の望遠性能がぷくおには魅力的です。テレ端時の開放F値は6.4ですが、RX-100m5と同程度の70mmではもっと明るいでしょう。
DC-TX2の方が1段暗いレンズになりますが、センサーの高感度性能も向上しているので、暗ければ感度を上げて対応し、ボケは焦点距離を長めにすることでぼかせば良いと考えれば、DC-TX2の勝ちだと思います。

なお、ボケの形を左右する絞りの羽根枚数は両者とも7枚となっています。


・AF(オートフォーカス)性能

 風景を撮る時はあまりに気なりませんが、駆け回るペットなどの動くものを撮る際はAF性能が大事になります。

DC-TX2:高速・高精度な空間認識技術(DFDテクノロジー)による「空間認識AF」。顔/瞳認識機能。液晶をタッチしてフォーカスエリア選択可能(コントラストAFのみ)。AFにかかる時間は0.10秒
RX100m5: 位相差AFとコントラストAFという2つの方式を併用。瞳認識機能。AFにかかる時間は0.05秒。なおタッチパネル非搭載。

うたい文句としてはDC-TX2の空間認識技術が気になりますが、AF技術としてはRX100m5の方が上。こればかりは実際に撮影してみないと分かりませんね。RX100m5かな?と思いますが、DC-TX2の空間認識ソフトの性能の高さを信じて両者引き分け。

なお、しっかりとピントが合わないと宝の持ち腐れとなる連写性能はDC-TX2が約10コマ/秒(AFS/MF時)。RX100m5がHi: 最高約24コマ/秒、Mid: 最高約10コマ/秒、Low: 最高約3.5コマ/秒(連写は途中から遅くなります。という不安要素あり)となっています。


・動画撮影機能

 どちらも4K撮影は可能ですが、連続撮影時間に違いがありました。また、特徴についても記載してみました。
DC-TX2:4K連続撮影時間最大15分。
RX100m5:4K連続撮影時間最大約5分。その他、最大960fps(40倍)のスローモーション撮影が可能。

ぷくおとしては、4K動画はそんなに撮らないので、撮影時間の長さよりもスローモーション性能の高いRX100m5の勝ちとします。

・モニター、ファインダー性能

DC-TX2:モニター:約124万ドット、タッチパネル対応。ファインダー:約233万ドット相当液晶、倍率約0.53倍(35mm判換算時)
RX100m5: モニター:約122万ドット、チルト式(上に約180度、下に約45度)。ファインダー:約236万ドット有機EL、倍率約0.59倍(35mm判換算時)
こちらは、タッチパネルを取るか、チルト式を取るかが大きな分かれ目ですね。
ぷくおとしては、チルト式を使用する場面は少ない(今の液晶は視野角も大きい)というのが実感なので、今ならタッチパネルを選ぶと思います。DC-TX2の勝ち

・バッテリーの持ち(静止画)

DC-TX2:モニター時約370枚。ファインダー時約250枚。
RX100m5:モニター時約220枚。ファインダー時約210枚。

バッテリーはDC-TX2の方が持ちがいいですね。ただし、ファインダーでの比較となると低消費電力の有機ELを使用したRX-100m5もかなり肉薄してきます。DC-TX2の勝ち

・その他特記事項

DC-TX2:低消費電力Bluetooth対応により、常にスマートフォンと繋がっていられる。そのため写真の受け渡しがスムーズ。またスマホから位置情報を取得して写真に情報を追加できる星空でもピントを合わせることが可能
RX100m5:高速シャッター(電子シャッター使用時1/32000秒)と内蔵NDフィルターにより、明るい場所でもボケを生かした表現が可能。1回のシャッターで4枚を高速連写し、合成することでノイズを抑えるマルチショットノイズリダクションを搭載。明暗差の激しい場所でもみたままに近い階調で再現するオートHDR。アプリ追加可能。

このように、それぞれ様々な特徴があります。
ぷくおが現在RX100m3を使用していて便利なのはマルチショットノイズリダクションや追加アプリですね。マルチショットノイズリダクションは本当に滑らかな画質になるので、動きの少ない暗い場所ではかなり有効です。
DC-TX2を見ていて一番羨ましいのは圧倒的な望遠性能。RX100ではほぼ肉眼と同じ景色しか写りませんが、DC-TX2ならかなり遠いところも手の届くように写ります。また、低消費電力Bluetoothによる恩恵や星空でも星にピントを合わせられるというのが興味をそそられます。


まとめ

というわけで、主に静止画において両者を比べてみましたが、結果的にはDC-TX2が3票。RX100m5が2票。引き分け2票となり、DC-TX2が僅差で勝ちと判断しました。

書いている最中は、DC-TX2の機能、性能が羨ましいと思っていましたが、結果的には1票差。
ですので、自分にとってどの機能、性能が必要かをよく考えて購入しなければいけませんね。

現在手持ちのRX100m3をDC-TX2に乗り換えるのもありかなと思わせる、そんな新製品でした。
ちなみにDC-TX2の発売は3月中旬頃になるとのことです。





にほんブログ村 PC家電ブログ 家電・AV機器情報へ

にほんブログ村  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
Posted by butsuyokumamire at 23:20Comments(0)

2017/11/20

iPhone XのカメラのボケについてAPS-Cセンサ・1インチセンサと比較してみた

カメラの性能がiPhoneシリーズ過去最高のPhone Xをしばらく使ってみて、新しいデジタル一眼はいらないかも...と物欲が少し下がってしまっているぷくおです。

デジタル一眼で撮った写真であきらかにコンパクトカメラや携帯カメラと違うなという写真は、個人的には
・広角や望遠の写真
・背景(や前景)をぼかした写真
・夜景や天体の写真だと思います。
広角や望遠はiPhoneに接続できるレンズアダプタで日常的な範囲であれば何とかなります(見た目もごつくなりますが)。夜景や天体写真は、今までのスマホでは太刀打ちできませんでしたが、最近ではスローシャッターを実現するソフトとセンサーの進化により何とか撮れるようになってきました。
そして、「ぼけ」です。ぼけは日常の撮影でも被写体を背景から浮き上がらして撮影できるので、日常使いのスマホで表現できれば非常に便利ですよね。

iPhoneでは7Plusからポートレートモードという機能を使ってボケが表現できるようになりましたが、先日リリースされたiOS11で正式版となり、さらにiPhone Xでは2つのカメラに光学式手振れ補正が搭載されたことでより活用の幅が広がりました。


そんなiPhone Xのボケについて検証してみたいと思います。ボケ量はどの程度なのか本来ならフルサイズ(35mm)の一眼レフと比較したかったのですが、残念ながら手元にはないのでAPS-Cサイズの一眼レフと比較してみました。

テストはカメラ位置から50cmの位置に犬の置物、100cmと150cmの位置にムーミンのにょろにょろを置き、30~40cm位の高さにカメラをセット(肘をついての撮影)。
上から見た位置関係はこんな感じです。


test


まずiPhone Xのカメラで撮影ですが、広角側で犬の置物にピントを合わせたものがこちら。

iphonexWide

続いて望遠側で撮影したものがこちら。

iphonexAnormal

犬にピントを合わせたまま、ポートレートモードにするとこんな風にぼけます。

iphonexAportrait

続いて100cmの位置にいるにょろにょろにピントを合わせ、ノーマルモードの写真がこちら。

iphonexBnormal

ポートレートモードの写真がこちらになります。

iphonexBportrait


ポートレートモードにすると一気に背景がぼけて、主題が明確になりますね。
また、ポートレートモードでは被写体の後ろ側に比べて前側はあまりぼけないということも分かりました。

ここからが本題。同じ被写体をAPS-Cサイズと1インチのセンサーをもったカメラで撮影するとどうなるのか。
三脚を使用していないので多少構図にぶれがあったり、完璧にiPhoneの画角と合わせているわけではないですが傾向はつかんでもらえると思います。

まずは手前にある犬の置物にピントを合わせ、F2.8からF7.1まで絞りを変えて撮ったものがこちらになります。クリックすると大きなサイズが見られますのでよかったら見てください。

F値 APS-C 1インチ
2.8 a100-35-f28
rx100-50A-f28
3.2 a100-35-f32
rx100-50A-f32
3.5
a100-35-f35
rx100-50A-f35
4 a100-35-f4
rx100-50A-f4
4.5 a100-35-f45
rx100-50A-f45
5 a100-35-f5
rx100-50A-f5
5.6 a100-35-f56
rx100-50A-f56
6.3 a100-35-f63
rx100-50A-f63
7.1 a100-35-f71
rx100-50A-f71

続いては100cmの位置にあるにょろにょろにピントを合わせたときの写真です。こちらもクリックすると大きなサイズが見られます。


F値 APS-C 1インチ
2.8 a100-35B-f28
rx100-50B-f28
3.2 a100-35B-f32
rx100-50B-f32
3.5
a100-35B-f35
rx100-50B-f35
4 a100-35B-f4
rx100-50B-f4
4.5 a100-35B-f45
rx100-50B-f45
5 a100-35B-f5
rx100-50B-f5
5.6 a100-35B-f56
rx100-50B-f56
6.3 a100-35B-f63
rx100-50B-f63
7.1 a100-35B-f71
rx100-50B-f71

いかがでしょうか。
ポートレートモードが使用できる2.5m以内に被写体がある場合は、被写体の背景はAPS-Cサイズのセンサと比べるとF2.8以上ぼけているように感じます。被写体の手前はあまりぼけませんが、「ポートレート」という使い方を考えると特段問題ではないと思います。
以前の記事にも書いたように、髪の毛に隙間があいていて後ろが映り込んでいるような場合は処理のミスが見える場合がありますが、普段持ち運びしている携帯電話でこれだけぼければ十分だと思います。
あとはぼけ量をコントロール出来たら一層便利なのですが、アップルはシンプルな操作体系を重要視しているので純正アプリでは多分この先も無理でしょう。

今後は背景のぼけ方、具体的には二線ボケや年輪ボケについても検証してみたいと思います。


にほんブログ村 PC家電ブログへ
にほんブログ村  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
Posted by butsuyokumamire at 20:00Comments(0)